情シスのOJTを通して学んだことを振り返ってみる
こんにちは!前越です。
今回は、私が2ヶ月間のOJTを通して学んだことや感じたことを振り返りながら、情シスの業務について綴ってみたいと思います。
これからOJTを受ける新卒の方々の参考になれば幸いです!
はじめに
OJTでは、情シスチームの皆さんから多くのことを学ばせていただきました!
講義や実習、ディスカッションを通じて、社内システムの仕組みやセキュリティの重要性、ネットワークの基礎など、幅広い知識を身につけることができました。
以下では、特に印象に残った研修内容や、その中での気づき・学びをまとめていきます。
ゼロトラストセキュリティの理解
講義内容と学び
OJT初日には、ゼロトラストセキュリティに関する講義を受けました。
特にEDR(Endpoint Detection and Response)の概念は初めて触れる内容で、理解が難しかったのですが、担当の方が丁寧に説明してくださり、少しずつ理解を深めることができました。
学んだポイント:
- 各サービスの機能だけでなく、根本的な構造や設計思想を理解することの重要性
- リモートワーク時代におけるセキュリティ対策の必要性
今後の意識
サービスの表面的な機能だけでなく、その背後にある設計思想や仕組みを理解することで、より深い知識を身につけられると感じました。
これからは、常に「なぜこのような設計になっているのか」を意識して学んでいきたいと思います。
各種SaaSの導入と活用
Entra IDの活用
Entra IDについて、Azureのサービスとの連携も含めて詳しく教えていただきました。
リモートワークならではの認証方式や、セキュリティを高める仕組みを理解でき、非常に勉強になりました。
IntuneとJamfによるデバイス管理
Windowsデバイスの管理にはIntune、Macデバイスの管理にはJamfを活用していることを学びました。
特に、リモートでのデバイス管理やアプリの配布などを実際に体験することで、その便利さと重要性を実感しました。
OJTでは、畠山さんのブログで紹介されている以下の内容を実践しました。
驚いたポイント:
- Macにリモートでアプリがインストールされたときは本当に驚きました!
- IntuneやJamfによるMDM(モバイルデバイス管理)の仕組みを深く理解できました
Slackの活用とコミュニケーション
Slackの機能と管理
SlackのEnterprise機能や、ワークスペースの管理方法について学びました。
普段は見ることのできない管理画面を見せていただき、ゲストユーザーとSlackコネクトユーザーの違いなど、新たな発見がありました。
テキストコミュニケーションの工夫
リモートワークでは、テキストでのコミュニケーションが主になります。
その際、記号やリアクションを活用して感情やニュアンスを伝えることの重要性を再認識しました。
今後は、自分も積極的に工夫してコミュニケーションを図りたいと思います。
また、テキストコミュニケーションの重要性を理解するために、OJTで以下のブログを読みました。
PCセットアップ研修
Macのセットアップ
入社時に行ったMacのセットアップを再度体験しました。手順書がとても分かりやすく、スムーズにセットアップを進めることができました。
Jamfを通じてMacの管理を行うことで、効率的かつ一元的なデバイス管理が可能であることを実感しました。
Windowsのセットアップ
Windows PCのセットアップ研修では、Intuneを用いた管理方法を学びました。
セットアップ中にEntra IDやIntuneにデバイスがどのように登録されるのかを実際に確認しながら進めることで、理解が深まりました。
普段は持っていないPC管理権限が与えられたため、何度もPCを初期化して試すことができました。
初期化を繰り返すことで、各画面のタイミングでPCの状態が どのように変化するのか を確認することができました。
ネットワーク関連の学習
基本的なネットワークの理解
ネットワークに関する講義では、基本的な用語から社内のネットワーク構成まで、幅広く学びました。
オフィスネットワークの設計と構築
実際にオフィスのネットワーク設計を担当した方から、設計の意図や構成について詳しくお話を伺いました。
コスト面やスケジュールの調整など、リアルなエピソードを交えた講義はとても興味深かったです。
#help-meチャンネルでの問い合わせ対応
実際の問い合わせ事例
OJT中、Slackの#help-meチャンネルでの問い合わせ対応を見学しました。
Slackの設定に関する質問や、VPNの権限についてなど、多岐にわたる内容に対応している姿を見て、情シスの重要性を改めて感じました。
問題解決のプロセス
ユーザーの問題を迅速に解決するためには、技術的な知識だけでなく、相手の立場に立ったコミュニケーションが重要であることを学びました。
まとめ
今回のOJTを通して、情シスの業務がどれだけ 幅広く、そして重要 であるかを深く理解することができました。
ネットワーク全般や社内システムについて幅広い知識が求められる業務であり、情シスの皆さんの凄さを改めて実感しました。
これからも学び続け、知識とスキルを磨いていきたいと思います。
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